ことば

芝居

子どもたちの演劇鑑賞を支援している青年に会った。 安価な料金で、規模はともかく本物の演劇を見せていくというもんkの営業をやっているらしい。元小学校教員だという。時間を作って話を聞いた。 熱心である。いいなあ、こうやって何かを熱中して話せるなん…

野次不規則発言

首相の所信表明をラジオで聞くと、とにかく聞くに耐えなかった。野次なのか何なのか、罵声が背後に聞こえて、首相も気になるのか奇妙にことばを必要以上に強めている。鬱陶しいなあと思っていたら、翌日の朝日新聞のコラムで「小学生の放課後」と書かれてい…

やっぱー

高校生世代の討論を生放送する番組。 高校生のパネリストが自分の意見を言い合うような展開をするために、面白いテーマを出していた。 最初のは、3000人が避難している避難所で、2000人分の食事しかない。配布するかどうか。次は、高校生、1ヶ月前に別れた彼…

価値の認定

ある報告資料の検討会で、資料を作成してきた人が、込み入ったり、分かりにくかったりしてくると、別の人の名前を出して、だれそれさんもこういっていました、だれそれさんはこのことが大切だと言っていましたと話す。こういうことは、しばしば見受けられる…

不愉快にさせてしまった

好意で使ったんだが、あることばで人を不愉快にさせてしまった。 難しいものだ。 この頃は、むしろ、言葉狩りのようなこともあって、微妙なことばに過剰に反応が沸き起こる例も少なくない。と書いている段階で、もうその土俵に巻き込まれているのだが。こう…

政治と行政

震災の被害を受けた方のことばを聞いていて、少し違和感を感じたことがある。状況を真摯に考えておられる方で、お寺のご住職のようで、お盆を迎えてどう対処すればよいのかひとつひとつ丁寧に問題に向き合っておられることがよく伝わるインタビューだった。…

世論雪崩

五山送り火の右往左往を巡って、最近の声の動きの奇妙さに立ち止まっている。 最初の報道は、放射性物質の懸念について意見が寄せられ、送り火での使用が中止されたというもの。是非については取り立てて沸いていない。この段階では案外人の口の端には上って…

国会中継

野次が多すぎる。 あれが民主主義の殿堂か。 恥ずかしくて子どもに見せられない。 R指定すべきである。

言い方がよくない

大連立を持ちかけられた谷垣総裁が断ると、菅直人がこの非常時に!という感じで声高に怒鳴ったそうだ。それを谷垣が、先輩の政治家を挙げて、○○さんならこういうふうに話しただろうと、菅直人の人格が総理にふさわしくないということをいおうとしていたみた…

スポーツの力

先週のことになるが、いや先々週か、もう。テレビでこの状況でスポーツができることは何かというような議論で、といっても、討論バラエティなので、議論が煮詰まることもないんだが、水泳選手だったスポーツコメンテーターの田中雅美さんがこの震災でスポー…

クラムボンはかぷかぷわらう

この春から小学校では新しい教科書になったというけれど、今でも「やまなし」はあるんだろうか。 岩手毎日新聞に掲載された賢治が生前に発表できた数少ない作品のひとつだそうだが、小学校6年生の時に読んでからというもの、ずっとこびりついているもののひ…

一人で何もできないおばちゃんになりたくない

奇妙な違和感が残ることが、たまにある。 勤務の帰りにラジオを聞いていると、今や官製の婚活が真剣に実施されているようで、その担当者がゲスト出演していた。同様の取り組みは昔からあるのだが、たいていは農村や田舎の嫁不足だったり、過疎の村の話だった…

地水火風

「声に出して読みたい日本語」という、もう随分前のベストセラーをトイレの本にした。時々に、こういうことばの響きがあったのかと思い出したい気持ちがあって。 そこで、宮沢賢治について「地水火風」を能くするとあった。そうか、そういうことばがあるのか…

オッカナイ講演会

地球温暖化に関する講演会を聞いた。 何かおっかないことになっているが、その妥当性を検証するだけの力がないのが悔しい。グローバルってのはそういうことなんだ。見通す、見渡す、見透かすことができない。

急に思いついた「倫理』とは

行うべきこと、としては問題があるのかな。

不審電話

よくかかってくるセールスの電話。 大阪のマンションたらいうやつだ。 この業界の人に集中的にかけているようで、ちゃんと需要があるからそうしているんだろうと思うんだけど、慇懃無礼な様に、面倒なので何も聞かないで切ったら、繰り返してかけてくる。 失…

なかよく

新潟県知事はまだ40代の若い知事である。 新幹線の負担金に対して、このままでは払えないと抵抗した。 新幹線のルートにある県として、すべての列車が停車する駅が欲しいと、まったく全うな要求をしたのだが、沿線の他県の知事が「なかよくやりましょうよ…

何かやってくれる

千葉県だかで選出された小沢ガールの人。 このままの首相では、必ず予算時期に問題が出て解散になる。だから、小沢さんなんだという。口には出さないけれど、必ず何か考えておられるはずだ。信頼している。 わけがわからないなあ。この国は政策選挙に踏み込…

起きてしまった

何だか体が重くて起きてしまった。 このところ、イベントに関わっていて忙しさが募っている。サイトの更新にかじりついたままだ。 トイレに向かうと、天の川がきれいだ。空はちゃんと秋の空気に入れ替わっている。なのにこの重い暑さはどうしたものだ。昨日…

ねじれ

叔父の法事で親戚でいろんなことを話していたら、「三人寄れば文殊の知恵」という小沢さんの言い方に、母も含めたおばちゃん連中が「腹案っておかしいよね。ちゃんと言わないのは卑怯だ」などと話していて、民主党が仕掛けた政策選挙というのが、そのあたり…

毛筆

字は上手じゃないどころか、やけにコンプレックスがあって、キーボードを叩き始めるのもそうしたものがきっかけになっていることは否めない。自分の名前もちゃんと書けない。だけど、あるとき、「あたたかい字ですね」と言われて何だかうれしくなって気にし…

2番目のロマン

「動的平衡」の概念を提唱する福岡伸一。朝日新聞紙上で「夏の基礎講座」と題して、大衆文化担当記者が少々難しい科学の知見をわかりやすく示そうという姑息な企画の1時間目「生命」としてインタビュー記事が掲載されている。 「動的平衡」という、生き物は…

サイレントマジョリティ

大塚英志が2001年に書いた文章で、論壇誌がなぜか売れているという話に、サイレントマジョリティの変節を予感している。ことばが再び力をもったと彼らが感じ始めているといった内容だったが、それから10年。ウェブの表現を通じてマジョリティはやけに…

感動をありがとうって使用禁止にしよう

岡田ジャパンが帰ってきて、総員でのインタビュー。チームの一体感はとてもいいんだけれど、おもしろおかしく親しみのもてるサッカーチームを見ていてもしようがない。 この戦いで何を得られて、何が届かなかったかが全く伝わってこなかった。安心感、安堵感…

ジェット機

小さい子に、ジェット機と言ったら伝わらなかった。今は、全部ジェット機だから。 一方、テレビのリモコンは、「ピッ」で通じる。そんな音はしないのに。電子レンジのチンとともに、オノマトペがものの名前になった代表格。 超特急もきっとだめだろう。 小学…

ニュートン以前

菅総理の増税によって国民生活を向上させるという考え方について、理論的なモデルがちゃんとあるそうだ。 なんでも、デフレの時には、ものが容易に手に入るのでお金を使わない。そのため、資金量の総額が小さくなって、そこここでお金が巡らなくなって、さら…

今日も山本○太攻撃(笑

この激動にそれこそツイッターの真骨頂かと思いきや、案外ことばが薄い。なるほど、この人は言説の流れを確認してから、「前からそう思っていたんですよ」という人だな。拙速を嫌うというよりは、自分の中の理念を明確にしていない分だけ、今起きている事象…

小泉予言

竹中平蔵が小泉さんが小沢も鳩山も6月には辞めるんじゃないかと言っていたとつぶやき、田原総一郎が占い師みたいなことを言ってつなげている。 多くの人がそう思っていたんだけどな。辞任して政局作って選挙戦というのが筋書きで、意外なところは、鳩山が小…

政界のソーラーパネル・山本一太の怒り

この頃ではいろいろな政治家がテレビに出て話すようになったけれど、どうもこの人だけはわからない。政治家のことばが以前のように新聞で伝わっている時代ではなく、テレビやツイッターなどでも流れてくるだけに、そのことばの背景にあるべきイデオロギーを…

にぎわい

地方紙というのはいろいろな言説が玉石混淆の如く混じり合っていて面白い。 広告まで含めると、この紙面に何かのポリシーだのイデオロギーだの、そこまでいかなくてもアジェンダみたいな(笑)そういうものがないのかと思えることがある。 サクラマスがヤマ…