町歩き

疲れていても目が覚めた

とにかく目が覚めるまで寝ていたいというのがこのところの状況。 ひきずるようにからだを動かし続けていた。 それでもルーティンのまま起床。染みついたものがある。 疲れているように見えるのだろう。おばたちからしきりに気をつけろと言われる。 逃げ場が…

影に向かってなかなかよくやったとほめてみる。

オープンガーデン

先週白馬でそばを食べたのだが、そこんちの庭がよく整備されていて「オープンガーデン」という看板を上げていた。 この頃、ときどき見かけるようになった。 その庭のオーナーの心が見えるというのか、庭というのはまったく人の生き方を映すものだなと、最近…

気球からの風景

高いところは苦手なのにそれほどの恐怖感も、いや、そんなものなどさらさらなく、約20メートルの視点を平然と味わった。どうしたものだろう。取り立てて怖いとか、すくむとか、そんなこともなく。 見下ろした風景。建物の窓からでもそう変わらないが、ボク…

白馬へ

思い立って白馬へ。この夏初めての休日って感じだな。 お昼過ぎに着いたので、そのまま呑者屋でそばをいただく。ここのそばは細く、驚くほど引き締まっていて、奇妙に腹がふくれる。ご自慢の庭を眺めてふと見るとサマージャンプの招待券。今夜開催らしい。 …

レノン・ミュージアム

いつか行きたいと思っていたが、何とか時間が取れた。 レノンについて語ろうとすると、ちょうど自身の生き方の節目にも、選択にも絡む話がたくさんでてくるのでいずれ時をおいて。実は、いくつかのレノンのとらえ直しを行った。なかでも、オノ・ヨーコの芸術…

人口海岸

千葉ポートタウンといううらぶれた公園。わずかに明日の花火大会の準備でにぎわっている。レストランがあるというのでいってみたら自販機ばかり。マルちゃんのカップヌードルを食べて済ませる。 海岸にはおびただしい貝殻と水母。ふーん、こういうなりなんだ…

千葉2日目

今日は「コーチング」についての演習。幕張メッセの国際会議場。10数年前の幕張は何にもないという印象があったが、今は50階建てのホテルまで突っ立っている。都会は変化が早い。どこもかしこも冷房ばかりなので、マリブの一角で風に吹かれて開会待ち。

京葉線不通

幕張メッセにいたので、30日昼から続いた京葉線の不通にひっかかった。2つだけ向こうの千葉みなとに行けばいいのでのんびりとアウトレットなどを巡っていたが、午後7時になっても回復しないので、食堂に入っておでんとビールをいただいた。東京のおでん…

舟見七夕

たまに時間が空いて、何とか花火に滑り込んだ。 自分の町のおまつりには行けなかったので、ここだけはと思っていた。 何かの区切りにまつりを持ってくることがしばしばある。 ここから急に夏になる。 クレープを1枚買って買いぐらいした。大人だもの。それ…

ホタル狩り

紡績のところにホタルが出ているともっぱらの噂。あの川にはずいぶんとバイカモも多く、うちのアクアリウムにも何回か採集させていただいたものを使っている。 夕飯後、彼女と見に行くことに。久しぶりの散歩である。 行ってみると、これが思いのほかすごい…

懐かしい町並み

次男の引っ越し。 ボクが住んでいた場所と100メートルほど離れた場所で暮らすことになった。当時建ったばかりでどんな奴が住むのだろうとうらやましく思ったところだが、今や、割安でディスカウントされている。十分に広く、十分に快適である。こんなので…

吉沢庄作展

小杉復堂の弟子で僧ヶ岳を最初に紹介した吉沢庄作の展示会が、近所の博物館で始まった。 案外知られていないのだが、こういう人の足跡からボクらがこの土地をどのように眺めていけばよいのかがわかってくるように思う。 今回たくさんの資料の中から、佐々木…

新年会

町内の新年会。すっかり忘れていて慌てて申し込んだ。 1次会が終わって外に出ると、シーズンなのに静かなものだ。 明日は消防の出初め式。毎年、6日が向かいの大店の初荷だった。それはもう盛大なもので、振る舞い酒もあれば、餅も配られた。残念ながら振…

着物姿

彼女の実家の町。神社に向かう人に、子どもの着物姿。 こういうものがしっかり残っている町らしい。 廃れてしまったのは賑わいではなく、文化であったのかもしれない。 町の煌煌と輝くイルミネーションを見ながら、あんなちゃちな光に集まる虫の悲しさを感じ…

昔と同じ臭いがした

この間診察だけを受けて薬をもらっていなかった。調剤薬局に行くのだが、行きつけがお休み。仕方なく、何軒か探すが、病院の診療時間だけしかやっていないらくし、見事にシャッターを閉めている。じゃあ、一体いつ薬の受け取りをすればいいのだろう。医薬分…

初冠雪

仕事に早くけりがついてふと見上げると山が見える。白馬から朝日にかけてどうやら初冠雪らしい。 もっとも、初冠雪というのは気象台や測候所からの観測で決まるそうで、ボクらが見上げた山々とは無関係かもしれない。 朝日岳本峰、長栂山にかけてかかってい…

練馬

思い出すと30年は経っていた。道は変わらないがたたずまいは同じ。人のくらしも案外変わらないのか。 いや、相続税のために土地流動化が進み、景色は一変した。 そのなかで叔父の家だけがそのまま。親族が集まり、新しく増えた家族も加えて、時間が移ろう。…

都大路

いつからそんな言い方があったのかはわからないが、県の都という奇妙な表現がふつうに使われている。 都というのは天子様のござるところをいうので、御所と皇居のある京都と東京にしか用いられない。県庁がある、あるいは、県知事がいるので都というのなら、…

穴の谷

黒川良安を訪ねる。お墓と碑文しか残っていないんだけど。 でも、集落にいってみると、やっぱり感じるんだ。その人の意志みたいなものが。 原稿の構成がすんなり決まった。 この集落の外れにあるのが、穴の谷霊場。この霊水がよいというのでたくさんの人がつ…

街道沿いの町。七夕の花火

北陸上街道沿いの町。すっかり廃れた印象もあり、街路の風景も失われている。 新しく家を設える人々が、まったく思い思いに家を建ててしまうので、町並みが失われてしまうのはここだけの話ではない。とはいえ、かつての生活スタイルも失われているのだから、…

10年くらい前か

昨日、今日とおまつりで縁日の夜店が出ている。昔に比べるとずいぶん屋台も少なくなったし、今日でも9時を過ぎるともう店じまいで、寂しい限りだが、考えてみると、ああした職業の後継者不足はまったく構造的なもので、われもわれもとその職業を目指すもの…

岩瀬

息子の野球観戦に行ってみたらもう終わっていた。コールドが2試合続いたそうだ。先頭打者で出塁するがどうやらそこまでだったらしい。 このまま帰るのもどうかと思い、岩瀬まで行ってみることにした。よい町作りがされているとのことだが、まだ、歩いたこと…

桂川

もう1昨年になるんだな。富士山のすそ野に仕事に行って、ついでに桂川で遊ぼうと、忍野を訪ねた。 昨日、BSフジを見ていると、忍野に住む人々を紹介している。首都圏からほど近いせいか、移住してきたという人も少なくない。そうしたなかで、昔からこの土地…

どこもかしこも

桜がいいなあ。 薄く影をもつのがいいんだろうな。 桜に残雪。藤沢周平の海坂藩はそんな光景だ。

高岡

次男のチームが高岡で練習試合。結果は芳しくない。何が差かといってはっきりしないのに、1イニング1点くらいの差がある。それが野球だろう。前田ではないが、自然に動けるのと意識して動いているのではずいぶん違う。 試合が終わって、暖かな春の陽気に、…

横浜事件免訴確定

国際社会学者細川嘉六が「改造」に寄せた上下の論文が公権力の目に止まり、そこから非合法化されていた共産党の再結成の目論見というでっちあげが生まれていったこの事件は、ボクの町に残る1枚の写真が大きな鍵となった。20年くらい前は、町のだれもが知…

宇奈月温泉

なぜかエントリーが消えている。 書き直そう。 あるプレゼン資料を作成するため、ビデオをもって現地撮影。滅多にビデオカメラなど回さないんだけど、手持ちでしゃべりながらの一発撮り。編集できる環境もないし、第一面倒くさい。ほぼ、ケーブルテレビくら…

小康状態をいいことに、富山まで行った。彼女が仕事の間、町をぶらついた。基本、立ち読みの類は好物である。上州屋でティムコの、こんなの誰が買うんだろうとさえ思える細かいツールを眺めたり、新しめのマテリアルを調べたりしていた。どうも最近はそうい…

さっき帰ってきた

5時間も走れば、縦断できるほど日本はそう広くもない。 眠くなるような日差しから、雪の北陸へ。 さっき、帰ってきた。 向こうでは、静電気でばちばち火を噴いてしまった。 寒さ対策にジオラインの下着を着込んで、ストレッチ素材の、ってことはポリウレタ…