林檎の人とクルマ

Macユーザが人と違うことが好きな変わり者というアンケートがウェブニュースで流れていた。
Macの場合は、そもそもOSとマシンが1対1対応しているので、そこらに別種のマシンがごまんとある窓族とは違う。Macを使っているだけで少数派なのだ。
おもしろかったのは、クルマの嗜好。窓族は当然ながらユーザの多いトヨタ。林檎屋さんは、ホンダだった。あ、でもそれもそうだろうなあ。昔の小さい会社のホンダではないのだから。今や、日産に吾する自動車会社である。
でも、Macな人がステップワゴンに乗っていたら寂しいなあ。S2000とか、シビックRでしょうか。昔のプレリュードとか、インテグラRなんてのも好きですが。むしろ、カブでも。いやあ、Nでもいいな。
ボクは変わり者なので、ようやくそのことを示すためにMacを手に入れました。元ホンダユーザですしね。クルマも、バイクも。カブとダックスですが。クルマは、バラードってのに乗っていました。セダンです。そのスペシャルティがCR-X。そっちにする予定がセダンになってしまったという経緯がありますね。三菱は意外にも3台目。家族では6台かな。ギャランシグマ、ミラージュのハッチバックとセダン、カリスマ、シャリオ、そして、アウトランダー。シグマは、ディーゼルターボ。素性のよいクルマでした。カリスマは、ボルボとの合弁会社ナスカーで作っていたもので、いろいろなところがボルボS40に共通しているようです。すばらしいコンパクトセダンです。ミラージュのハッチバックは、とにかく使い勝手がよいクルマで、荷物の積載量が半端じゃない。カタログ数値ではなく、実際に荷物の収まりがいい。
Macの深奥を理解できるほど使っていませんが。何せ、どんないいフリーソフトがあるのかがわからないし、インストールされたソフトウェアがどうなっているのかもわからないので、とても不安です。「わかりやすい=簡単」ではないことのよい例です。文書作成なんか文字さえ並んでいれば体裁などどうでもいいほうなので、むしろ、ATOKが欲しいところ。
クルマでもそうなんだけど、触感のような部分が案外決めてで、数値的な性能とか広さとかよりも、道具としての快さにつながるものが年々好きになる。万年筆と同じかな。馴染み始めてからが好きになる。
Macはいい万年筆になれる性格がありますが、パソコンという性質上滞留が許されないので、そのあたり仕事をしていくには投資が必要になりそうです。

そういや旧型プリウスは

先日、ある人がプリウスの低燃費に感動したという話があったが、購入後10ヶ月足らずで2万キロを走ってしまうボクとしては、ディーゼルハイブリッドならどうかななどと思わないわけでもない。しかし、そんな思いクルマはたまらないだろうなとも思っている。
それでも、実用ハイブリッドとして最も販売されているプリウスもそのシステムに興味がある。と考えていたが、初代プリウスがほとんど走っていない現実に気が付いた。もたないのだろうか。それとも、みんな新車に平行移動したのか。
いまどき、クルマの平均的な耐用年数が11年と言われているなかで、21世紀に間に合ったプリウスがここまで少なくなっているのは奇妙なことだ。素晴らしく燃費のよいクルマならば長く使うほどに環境負荷が減るはずなのだが、「エコ替え」なんてことばをクルマまで適用させているトヨタはやはり新車をお薦めするのだろうか。流動性を高めるというのは悪くないが、そもそもエコ替えなどは古いエアコンを無理して使ったり、切れそうな電球を早めに交換しようと言う呼びかけに向いている。
クルマごとの平均使用年数なんてわからないのかな。

クルマ2題

現代自動車

hyundaiブランドのクルマが走っているのを初めて見た。

京都ナンバーマイクロバス

京都から少年スポーツクラブの遠征かな。マイクロバスの助手席のあんちゃんが足をフロントガラスに投げ出してたいそう格好を付けていたので、今時珍しいなと思ったら、運転席のタンクトップあんちゃんはシートベルトをしていない。のぞけば、子どもたちもそうらしい。
今時、そんなものか。あるいは、地方に来たら関係ないとでも思っているのか。
お盆頃にはそういう人も増えるけれど、今年はガソリンの関係か、人の動きが少なそうだ。
節約するなら動かなければいいのに。

遠出のコーヒー

少し遠出をすると、コーヒーが差し支える。
あまりひどいものに出会わないように、たいてい、全国展開のチェーンなんかをねらっているのだが、この頃はファストフードのコーヒーもずいぶん気遣いがあってうれしい。

スタバ

シアトル系だが、ラテ類はまず頼まないで本日のコーヒーだけにする。特徴は濃い口で、香料を加えているんじゃないかと思うほど、フレーバーがきつく、熱い。あの飲み口ではとてもすぐには飲めない。冷まして飲むというのもしゃくだが、クルマだとずいぶんな距離でも飲める。その間に、澱が沈殿し、最後まで飲み干すと気持ち悪くなると言う副作用。なんだかよく知らないブレンドが飲めるので、それはそれでおもしろい。今日は、上里SAで賞味。昨日も、上り線で。

マクド

100円マクドのコーヒーは十分に飲める。これでかなり十分。ローストがきついコーヒーは実は品質をそろえないとえぐみが出てしまうという難点があって、欠点豆が目立つ。それで豆の品質がよくなって、そのうえ、エスプレッソのようなきつめの煎れ方だとばらつきが少なくなっているので何となく飲める。自販機でも150円するから、これはなかなかいい。欠点は、昼頃だとものすごく時間がかかること。24時間になったので、割合飲みやすくなったのはうれしい。

モス

伝統的にエスプレッソ。味わいもエスプレッソらしく、後に引かないし、また、食べ物にもよく合っている。難点は、テイクアウトではなく、店内お召し上がりの場合に、店舗によって樹脂カップになってしまう。陶器のカップで味わいたい。テイクアウトの時には量が少ないような気がするが、気のせいか。

ミスド

一番好きなのはここのアメリカンコーヒー。豆は昔から定評のあるところ。おかわり自由というのがいいのだが、繁忙時にいかないと少しわかしおきが回ってしまう。さすがに、酸化してもったいない。回転の早い店の早い時間帯がいい。パソコン持ち込んで仕事するには最適だったが、このところ、マクドが公衆無線LANを装備しているので、書きもの中心。昨日の夕方、小手指で利用。

ケンタ

ケンタのビスケットがお好みなので、ケンタのコーヒーを思い出そうとしたが、どうやらここではコーラにしているようである。記憶ではコーヒーは量が残念という感じをもっている。

タリーズ

こちらもシアトル系。陶器でたっぷりというのは打ち合わせ向き。昼飯でサンドイッチという展開も嫌いではない。コーヒーはスタバとよく似たものだが、こっちの方がなぜかフレーバー感が薄く、コーヒーらしく感じる。

富士重工の軽撤退

少しニュースとしては古くなるが、書いておこう。
富士重工が本格的にトヨタ資本を受け入れ、軽自動車から撤退した。トヨタグループとしてはカテゴリートップのダイハツがあり、水平対抗エンジンなどの特化したブランドにしたいトヨタとしては不採算の軽自動車などどうでもよかったのだろう。
富士重工のブランド、スバルはボクらを高ぶらせるクルマをいくつも作ってきた。今は三菱に乗っているが、縁があれば、アウトバックに乗りたかった。基本的にステーションワゴンは好きで、そのうえ、水平対抗の低回転でもビッグトルクが引き出せる特徴は好きだった。それ以前に、少年時代のスバル360の衝撃はすさまじく、R2も好きだったし、フェラーリが最高という人々の中でも、ポルシェへの憧憬が捨てきれないのは、後ろ置きエンジンのせいでさえあった。それゆえ、三菱のiもお気に入りなのだ。
駆動系は変更になっても、新しいR1、R2もいい。おばちゃんが乗っていたりすると、違うだろとつぶやいてみるのだが、その思いも通じず、スバルブランドの保護ではなく、新しいトヨタブランドに吸い込んでしまうようなやり方はさすがにトヨタらしい。あのBMWはミニをすっかり復活させたというのに。水平対抗の後輪駆動スポーツカーとかいいながら、トレノなんて名前を付けるんじゃないだろうな。やりかねない。
返す返すも残念でならない。

ガソリン

もともと安いものを探し回って節約するよりもルーチンの生活のなかで必要な経費はやむを得ないと考える向きである。どうしてもかかってくる費用には、あらがう必要をそれほど感じていない。だから、暫定税率の期限切れでガソリンが安くなっているといっても、いつも使っている、安心できるスタンドで入れる以外の方法を知らない。ガソリンは同じ店の同じものを入れた方がエンジンの調子に貢献できるのはわかりきったことで、そちらを優先している。
一昨日、いつものスタンドでガソリンを入れると、ボクらの仕事の関係の共同購入カードは4月1日給油分から税金の上乗せがなくなっていた。なるほど、そんな仕組みか。どのガソリンを入れたかではなく、その期間でどれだけのガソリンを入れたかで決まってくる仕組みのようだ。
このガソリンスタンドの粗密を見ていると、狂乱物価、石油ショック、トレペパニックを思い出す。あんまり、社会は成熟していないなと。そんな感じを抱いている。在庫分を考慮しないで値下げした店は、きっと再値上げの時に帳尻合わせを狙っている。そうでもないのかな。