地べた

いつもは通路で話し込んでいる理容学校の生徒が、今日は通路で座り込んでいた。何だか妙に違和感があるのだが、本人たちはさほどには感じていない。
どうやら、そのあたりに現代が抱える病理があるのかもしれない。
先日、ある会合で「気遣い」という話をしていた。
気遣いの方向が変わっているのではという指摘である。
少し手がかりになりそうだ。