寝台列車

このところ、寝台列車に何回か乗った。
いわゆる電車型が「きたぐに」でかつて列車型の頃に、北陸トンネルの火災事故を起こした編成として有名。現在は、電車型で座席と寝台が連結されている。
座席はまったく普通の4人がけでグリーン車が特急の座席型でラウンジが付いている。
寝台は、B寝台(3段)とA寝台(2段)。急行型なのでやはり窮屈。今回の乗車では、シュプール号として編成された12両。スキー列車のため、荷物用の収納場所があったりスキーを立てかける場所があるのが印象的。混んでいたので、そこに座り込んでいる人もあった。
先月利用したのは、特急「北陸」。上野から金沢の、日本最短距離を走る寝台列車。利用率がそれほど高くないのか、東京往復割引切符でB寝台が使える。
このB寝台は2段なのだが、1部ソロというカプセルホテルのような個室がある。こちらは非常に乗り心地よかった。天井の窓から朝になっていく風景がまた何とも言えない。短い距離の寝台なので行程もゆっくりしていて、そのせいか、乗り心地も悪くない。
寝台料金は、駅前のホテルに泊まるほどの料金。今のように列車が高速化しては、どうしても時間の都合が付かない以外には、それほど用途はないかな。
でも、電車の旅として趣がある。