保護者会

高校中学の保護者会が同じ日に設定されていた。
慰安旅行から帰った足でそのまま高校の方へ。中学は入れ替えに妻が行ってくれた。野球のおかげでいろんな縁が生まれた。
ボクはプレーヤーではない。それだから、捕って投げる。投げて打つ。その行いには興味がない。それはプレーヤーの技術で、そこから出てくる表現の方に興味がある。
インコースのスライダーを思い切り引きつけて体の回転で引っ張るように打つ。しかも、それが切れない。そういう表現を好ましいと感じている。
セカンドから一瞬の隙をついてホームに返る。1つの動きを2つの塁にしてしまうことで野球は実にスリリングなパフォーマンスを見せてくれる。
今日の大リーグ情報は、松井5打数2安打1打点と伝えた。しかし、その後ネットで調べると、ヤンキースは9回5点差を追い上げて逆転。一打同点の打席で松井は残念ながら凡退。チームに貢献することに最も価値を置く松井は、意外に勝負所に弱い。むしろ、そうした思いが彼をそうさせるのか。しかし、そうした松井だからこそ4打数4安打2本塁打でチームが負けるとぶすっとする前田と同じ心情をもっているのだろう。松井はコメントで対応し、前田はそれをしない。それだけ。前田に憧れる長男は、やっぱり、そのとおりに対応する。