背景の音は?

スノーボードハーフパイプを見ているんだが、ずっとがちゃがちゃ何かの音が鳴っているのはなんだろう。音楽でも流れているのか。それとも応援か。なかなか耳障り。回転と速度がウリなのにウエアがだぼだぼであるのも不思議な感じ。騒々しいのを盛り上がっていると勘違いしている人も少なくないしなあ。
朝、マススタートのクラシカルを見たが、いやあすごいな。あれだけの人が一斉に走り出すのは。以前、国体のスタート、フィニッシュエリアで役員をしたんだけど、リレーだけが同時スタートで、それも最大で47都道府県しかなく、出ない都道府県もあるのでたかだか40。しかも、シードの高いところは真ん中のところなので、ほぼ鶴翼の陣のように広がって1本のトラックを奪う。これはなかなかスリリングで役員とするとここで混乱がなければいいなというところ。次の混乱は第1走者と第2走者のリレーポイントで、多くの場合、次の走者が待機し損ねるというトラブルになる。ここで重要になるのは通告で、雪崩れ込むゴールスプリント状態の選手を確認して必死で名前を読む。「18番富山」という具合にやると、呼び出し係の人が次々に都道府県の次走者を呼ぶのだ。そこの役員をやる人がわざわざやってきていろんなことを確認していったので、そこはとても重要なポジションだとわかる。案の定、雪崩れ込んできたのは約10チーム。早口言葉では伝わらないので、しっかりと多少遅くなってもいいので、全部を繰り返して伝える。その間に次の走者がきたりするが焦らないで話す。そうやって無事終了したときに、呼び出し係があいさつにきた。
アスリートに不利益を与えない運営。当たり前に進んで当たり前。そういうことを縁の下の力持ちというわけだ。あれがいい勉強になったな。