川の生き物探検隊

県民カレッジの仕事で、生き物探検隊のお手伝い。
今回は、天候の心配があって、なかなか集中できなかったが、資料作りに少々力をかけてみた。
川虫の観察というとこれまで適切な指導資料がなく、どれだけ網羅しても結局賄いきれないというディレンマに悩んでいた。そこで、考え方を変えて、いっそ分類の基本を示して、あとはそれぞれに勉強して、自分で分類してみてねということにしたのだ。
その分類は、こんな感じ。
まず、カゲロウは、這い回るもの、泳ぐもの、滑るもの、潜るものに分けて代表的なものをそれぞれひとつずつ挙げる。トビケラは、巣を作るものと作らないものに分けて、営巣型とヤドカリ型に分けた。カワゲラは今回のところではあんまりいないので、少しいい加減にしてみた。そして、採集の仕方と道具を描いた資料を裏にして、A4のパウチにした。
けっこう、ボクにしては時間をかけた。ほぼ適切。しかし、実際に使ってみると気に入らない部分も出てきたので、さっそく修正することにした。成虫とのつながりが、川と森をつなぐ大切な役割を果たしているのだが、その部分のおさえが今ひとつ。ガサ入れの部分を差し替えたい。
雨もあったが、なんとか終了。
雨が止むまで墓の木でぼんやり。いい時間を過ごした。こういう何もしない時間を上手にもつのがボクのリズムだったな。