著作権法違反
ある小学校の先生が、事故や事件の被害に遭った子どもたちの画像をサイトに掲載し、それを揶揄するコメントを掲載したとして、侮辱罪で告発された。
この事件でわからないことが少しある。
画像そのものはどこかから無断で転載したものらしく、オリジナルではないようだ。もともと被害者の家族が作ったサイトからの転載と、どこかで流出していたものやメディアに掲載されていたものの画像らしいのだ。それは、もちろん、著作権法違反である。
しかし、よく理解できないのは、この事件を報じるメディアが画像の露骨さや事故現場の画像、あるいは、被害者の姿というものに対して、露出していいのかという感覚に支配されていることだ。
例えば、朝のニュースでバード羽鳥は「1枚目しかまともに見ることができなかった」といい、決して、文字にだけ何かを感じていたわけではないことを匂わせている。無論、文字と画像で同じ素材をどのようにも表現できることも理解できるし、添えられた文字は遺族にはたまらないものであったろう。その点、侮辱罪という指弾の仕方は理解できる。
わからないのは、マスコミの扱いなのだ。オリジナル画像が学校の子どもたちを撮影したものもあったようで、それについてはどうにもいけない。もっとも、これにしたところで、そこら中の学校のサイトに子どもが露出している例がある。どこかのサイトにあれば健全で、あるサイトなら不健全、犯罪。そのような判断があるらしい。サイトのコンテクストってやつだろうが、元ネタの方は糾弾されないのか。そちらを考え込んでしまった。
どうしても、事件にしたかった、大きく扱いたかった理由があるのかも知れない。そんな風にいぶかるのは、少し偏向しているか。教員バッシングのキャンペーンの一環でなければいいのだが。