コルトレーン・イン・ジャパン

東京におけるコルトレーンの最後の演奏。レコードを借りてきて、MDに録音している。MCから入っているのが印象的。3枚組の大作。フリーインプロビゼーションが中心だが、高邁なものに向かってクインテットがひどく複層的に、重層的に響いている。

ライヴ・イン・ジャパン

ライヴ・イン・ジャパン

こういうものをジャズと呼んでしまうと、何だか異人と邂逅したかのような表情をされることがある。それはともかく、オムニバスのつまらなさが逆説的に確信できる。
これ3枚組の5面レコード。どういうことかというと、6面はカットがないのだ。MDに収めてみると2枚に少し足りない。1面で納まらない「MY FAVORITE THINGS」をそのままつないでしまうと、ああ、こんな風に聞こえるのかと思ってしまった。
いいなあ。
来月、近所に、ラリー・カールトン、川島哲郎、山下洋輔山中千尋などが相次いでくるのだが、こういうジャズはなかなか生で聴けなくなっている。