スノーシュー・シャルマン火打

どこかでスノーシューでも使って歩きたいなと思っていたんだけど、そこらの雪はすっかり消えてしまって、柵口温泉に入りたくなったので、シャルマン火打の斜面を歩くことにした。
向かって右側の方には林道があってクロカンで歩いた記憶がある。スノーシューなら一気に上り詰められそうで、スキーヤーも少ないこともあってそっちに向けた。コース名で言うと、ナチュールの下って感じかな。
今年からこのスキー場はオフピステ中心の、ってのも変な言い方だけど、無圧雪の場所をほどよくコントロールしたスキー場に変わった。昨年のような激しい降雪だとその効果はもっともっと出るんだろうけど、今年の雪はさすがに能生谷にも影響していて、例年、建物が見えなくなるくらいの雪は、あっさりと2mを下回るくらいで、まるでオープン当初。このままだとGWは無理だな。おかげで山も細かい起伏もそのままだし、ブッシュもまだ露出している。こういう年ならARAIに人が集まったのにね、それも残念。
最初の急斜面で彼女が少しへばる。足をちょっと痛めているせいだ。いつもむすびを食べているブナの木に会ってそのまま下ることにした。相変わらずボクは汗もかかない。新陳代謝が悪いんだよね。上り下りで40分くらい。レストハウスで珈琲でも飲もうと思ったら3時で営業終了。そんなもので、自販機の珈琲で。
ぼんやりと歩くのがいいなあ。このところ、リフトに乗っているのがもどかしくって仕方がない。歩いていることも雪遊びだもの。子どもの頃はただ雪の中にいるだけで楽しくって、だけど、手足が冷えて仕方なく家に入った。今は、ちゃんと装備もあるんだから、ずっと遊んでいられるわけで、仕合わせである。