車椅子競技

世界陸上で車椅子競技のエキシビジョン。障害があってもこうやって努力すれば世界の舞台で戦える。いや、そんなものじゃないらしい。そこには明らかに格差が存在していて、例えば、車椅子も高価で、普通の障害者ががんばった程度のことで取り組めるものではないとのことだ。環境や資金に恵まれなければならないという。
そう言えば、アスリートにはアフリカや中米の小国出身者も多くなってきたが、車椅子にはG8並みである。
優勝するとTBSは「6267億人の1位」なんて出しているが、本当に6267億人がここに関与できるのかどうかにまったく配慮のない暗愚である。
また、前述のように、努力うんぬんで語る人も平気でテレビでしゃべっていて、またまた、それを贔屓する人も少なくない。モノフォニックな時代だ。