DVD届いた

先日のBSフジの放映をけっこう観ていた人もあって、狭いエリアだがけっこう声をかけられる。そうこうしていると、DVDが届いた。内心、ボクよりも主人公はヒロシだろうと思っているのだが、黒部川と結び付けて話されるのはそう悪い気はしない。だが、今年は結局1尾も黒部川で釣ることが出来なかった。あ、そうでもないか。あれとあれがあるか。でも、ほとんどそれに近い。
前にも書いたが、12年前のボクはぎゅんぎゅん振っている。今はピックアップするともうすぐに次に移る。それも楽に呑気に殺気さえ感じさせずに。そうやって少しばかり釣れるような人になっているのだろうな。
ディレクターが期待していたキャスティングはきっとできていないだろう。ストレートに投げることはしないし、また、癖も含めてボクのスタイルができてしまっている。それを「正しい」「あるべき」姿に持ち込もうとも思っていない。極端に言えば、持ち歩くことさえ厭わなければ、生涯ロングリフターというロッド1本でいいかとさえ思えているのだ。また、実際それでいい。
黒部への距離感、憧れの質量に応じて釣果がやってきた番組だった。そんな感じだ。ボクは川縁でロッドを振り続けるだけで十分。