スノーシュー@立山

小谷の落倉高原でクロカンでもしようかと準備をしていたら姪が雪遊びに行きたいという。そこで、立山青少年自然の家のフィールドでスノーシューをすることにした。こういうときには、いざというときに逃げ込める施設があるとリスクも負担も小さくていい。
岩峅寺では全然雪がないのに、芦峅寺までくると急に雪が増える。立山青少年自然の家は、昨年の今頃では考えられないくらいにたっぷりの雪。
朝からの好天で急に思いついて来拝山に登ろうかという人も多いようだ。そのうちのお一人が丸竹のストックを持っておいでだった。しばらく、道具談義に耽る。
裏手の駐車場側からスノーシューを使う。姪も慣れているので、そこからトントンの森を下って外めしにした。トントンの森は最後のところで谷を下って激しく登る。大丈夫かなと思いながら登っていると、何かの活動をしておられるみなさんがツアーでやってこられた。ボクが登っているのをいぶかしく見ている。小学生にもならない子が厳しい斜面を登っているのだ。ツアーの先頭は、あ、ナチュラリストの大御所Nさんである。
「なんだ、えらいところ登ってくると思ったら本丸さんか」
と感心される。このくらいがおもしろいんですよ、などと和やかに談笑。
不動ゲレンデの斜面をクロカンテレマーカーが練習している。リフトの動かし方がわからないらしく、こうですよと教えてあげると、あれっEさんじゃないですか。かつて、同じ職場で5年間働いた方だ。そうなんだ、この人も自然解説員。もっておられるテレマークはブラックダイヤモンドの細板で、ビンディングはNNN−BC。またまた、道具談義に耽る。
上に登り返してチューブを取ってくるが腐った雪ではうまく滑らない。これ、意外に親切がいいんだよね。普通のそりにして数本滑って上がり。姪はもっともっとと言っていたが、これが限界だろう。気分のいいうちに帰る。