宮崎県はどこだって、そんなのわからないけど

今朝の朝日新聞朝刊。高校生、大学生に都道府県の位置について知っているかの調査。宮崎県知事の認知度は高いのに、宮崎県の場所は特定できない。どげんかせんといかん。そういう記事である。でも、佐賀、長崎、福岡、熊本の境界だってよくわからないし、宮崎などは九州の下の方のどっちかだろうというレベル。そんなところが多い。今度からまた小学校で都道府県名を憶えさせろなどとやっているが、芸能人のクイズ番組程度のことでいずれ関係のあるところは理解するって。東京から宮崎まで飛行機で飛ぶ。そのときに、地理感覚が生じているかというと、わからない。テレポートしているみたいな感覚はあるはずだ。
それよりも、認知度が高い東京都の数値である。問題なのは。
高校生で約1割が東京都の位置がわからない。大学生でも5パーセントが間違えたようだ。高校生の数値は、現在ほとんどの子どもが高校に進学しようとしていると考えるとそのくらいはあってもかまわないと思うが、大学生は少なくともある決意のある進学だろう。それが、20人に一人が東京都の場所を知らないとなると、どうしたものかと思う。宮崎などよりもそっちを問題にすればどうか、朝日新聞