舟見山

午後から舟見山へ。スノーシューにした。
ふれあい温泉の駐車場にクルマを止めて歩き始める。
今日は、テレマークの革靴に古くて大きなスノーシュー。今日の雪ならかんじきの方が軽快だったか。
舟見山林道へ向かうと途中で川がある。渡る場所もなく、飛びついてみた。案の定、スノーシューがひっかかりそうになり、あわや転落の危機。声を上げて雪にしがみつき難を逃れる。
林道にスノーシューのあと。シルエットはMSR。スキー場を直登していたが、ボクは林道を回り込むことにした。
雪が重く実にしんどい。久しぶりの雪の感触はいい。
食べ物と飲み物を忘れてきたことに気付く。仕方がないので負担がかからぬようゆっくり、ゆっくり進む。
山頂の公園まで30分ほどかけて歩く。
こんもりとした雪の風景。

もう少し見晴らしがいいと気持ちがいいのだが、それでも海まで見渡せる。
5年か、6年前にこの時期城山から佐渡島が見えたっけ。
下りはスキー場を駆け下りる。
いつの頃からか下りがきつくなってきた。
今日も股関節が悲鳴を上げているが無理矢理足を動かす。スキーならノートラックに切れのいいシュプールを刻むところだが、この雪の重さではそうもいくまい。
帰り道はもう川を飛び越す勇気がなく、ちょっと雪を踏みしめると一気に足場が崩れるという剣呑な状態で、難儀な斜面をずいぶんトラバースして上流で飛び渡る。こういうのがまたおもしろい。
休みの日に1,2時間こうやって遊べれば十分と思えるのは、やはり年齢のせいか。
年男である。