白馬でちょっと暇つぶし

ニレ池でも行こうか。そんなことを考えて、11時ぐらいに出立。ボクはいつもこんなものだ。まあ、1時間も釣りをすれば十分。今の季節は、川の方が楽しい。(川は雪代で散々)
途中、落倉高原によってミズバショウを眺める。少し遅れた分、ちょうどいいようだ。人の気配が少ない。こんなものなのかな。先週はずいぶんな人出だったそうだが。




木道はそう長くもない。水神様まで続いている。
リュウキンカザゼンソウも見られて、なかなか堪能できた。静かな時間が白馬の持ち味だな。
本当に今日は静かだった。
そのまま、インディーモモでカレーを食べる。近所には蕎麦屋がたくさんできて、すっかり蕎麦屋街道みたいになったオリンピック道路だが、インディーモモは素通りできない。スパイシーなカレーは体を活性化するような気になる。
セットで2種類のカレーとナン。辛口にしたが、ちょっともの足りず。大辛口をひいひい言いながら食べるのもよかったか。

白馬もすっかり春。
イヌナズナがたくさん咲いていたが、明るすぎて液晶が見えない。ピントが合わず、残念。
ニレ池にはもう2時近く。ルアーの人ばかり。魚は緑白色の濁りが入り、全く見えない。上層に出ている魚は反応するがあまりにもそういう魚が少なすぎて、桟橋で沈める釣り。
桟橋の下に潜んでいる魚に流し込むやり方で、ミャク釣りのようなもの。沈下の途中で食うので、マーカーも沈めて、糸ふけを見ながらあたりをとる。それで、1投1尾。でも、つまらなくなって、幾分水が澄んでいる場所に移動。少しライズも出てきて、ドライで何本かかける。一度すごいのがどーんと出たが、#24でうまくフッキングしなかった。ルアーは相当シビアなようで、ノーフィッシュで帰られるお客さんもあったらしい。1時間半の釣りで、帰り際に、ずいぶんライズも始まった。いつも、一番いいときに帰ると言われている。それでいいや。次に期待が出来る。一度、季節が上向いたら白馬に泊まってゆっくりと過ごしてみたいもの。

温泉は、白馬ハイランド、天神の湯。絶景の露天風呂。白馬三山を眺めるならここが最高だな。絵に描いたようだ。サウナもあり。ホテルは1泊2食7500円だそうだ。食事はバイキング。館内は、手作りの工夫が多く、従業員が訪ねた白馬の各所の写真帳が手書きのメモも添えられてとても好ましい。朝には、大出吊り橋までの散歩企画もあって、なかなかホテルマンの心が見える。
このスキー場もずいぶんよかったんだがなあ。途中の急斜面を細板で必死に滑り降りた。
道の駅小谷の食堂が新しくなったので立ち寄る。お釜で炊いた御飯と豚汁のセットで550円。ご飯はおかわり自由。2杯いただいた。お米は当地の方がうまいが、お釜の焼き焦げ加減がとてもいい。小谷のあたりの豚肉のうまさと、味噌の濃さがなかなか好きなので、大いに気に入った。
彼女の両親にコシアブラを土産にして帰宅。代わりに、ススダケをもらう。家で、味噌汁にして食べた。