柳沢、自由契約

京都サンガのJ2降格寸前の情況で、年俸6000万円のストライカーは支えきれない。自由契約ということらしい。さあ、どこが契約できるのか。地元カターレ富山では、2度のワールドカップに出場した経歴からは、かなり寂しい。
富山ネタでは、日本ハムの紺田が巨人へ移籍。球界最速ともいわれる脚も、通算30盗塁という数字はどうも、なあ。もっとも、盗塁は足の速い人がうまいわけではなく、例えば、福本はけっこう鈍足だったことは知られている。1塁から1死で左中間を抜けるあたりでホームまでこれるような、あるいは、ライト前で3塁までいけるような脚も、現代野球では脅威である。
柳沢の速さもサッカーでは直線の速さではなく、動き出しの速さによるディフェンダーとの相対速度がずば抜けているような見え方で現れてくる。
記録を並べて比較しても能力は見えない。ロッテの清田のわけのわからない2番という恐ろしさも大きな武器だと、このシリーズで感じている。