友人

笑顔を絶やさない、どこまでも前向きに精一杯その時間その時間を生き抜く人だった。合掌。
ねがわくは 花の下にて 春死なむ その如月の望月のころ
そう願っていたかどうかは知らぬ。
サクラを見る度、その面影が蘇るだろうし、山上の花々、風、光、岩、雪、そうしたものからボクらは彼女の声を聞くのだろう。