ニレ池苦杯

白馬に行こうと決めてニレ池のサイトを確認したらフィッシングダービー。しかも、濁りがきつい。それでも、白馬の紅葉を楽しもうとニレ池に向かう。
途中、岩岳や栂池の紅葉がいいので、ぶらぶらと寄り道。栂池は、秋の塩の道ウォークをやっていた様子。
ニレ池に着くと、ちょうどフィッシングダービーが終わったところのようで、まだまだ賑やか。松川まで出て、少し見えかかってきた白馬三山と岩岳の紅葉を味わう。気温もそこそこで過ごしやすい。今年は、熊の出没もなく、静かで平和な秋になっている。
インディーモモへカレーを食べに行ってから戻ってくる頃には少し空いているだろうと、釣りは後回しにした。インディーモモもさすがに蕎麦のシーズンになってくるとゆったりと食事ができる。最高にうまいサダナンを食べて幸せな気分に。
ニレ池に戻ると、まだまだ人は多い。ドングリと、森のエビフライを拾って歩く。白馬の秋は穏やかで、本当に体馴染みがいい。
少し人も減ってきたので、90分だけ釣ることにした。
流れ出しから始めるとすぐにヒット。7X付けていたことを思い出し、慎重に引き寄せる。幸先がいいと思ったのもここまで、このあとは一向に取れない。桟橋で1尾取るものの、何がどうなって釣れているのか、逆に釣れないのか、考える手がかりもなく、途方に暮れる。

桟橋に陣取った数人は次々にかけている。沈めている人と、引いている人。特に引いている人はキャスティングも上手で、投げればキャッチという有様。ボクにはどうにも、お手上げである。
少し上ずってきた魚があって、ドライに変えてみるが、無論、反応なし。ただただ、キャスティングとフライの交換を繰り返すだけの寂しい釣りになった。ハイプレッシャーもあるんだろうが、管理釣り場でこれではどうにもならない。

今年は、とにかく釣りをしていないので、感覚的にもおかしいのだろうな。来週、土曜日に時間が取れる。また、来てみるか。
温泉は、山が少し見えてきたので、露天からの景色のよいみみずくの湯へ。駐車場にクルマを停めると、横が偶然同じクルマ。仕様も同じで、色違い。どちらも珍しい色で、このツーショットはディーラーにもないだろうな。
お風呂は、割引価格。400円。今日は、おびなたの湯は半額だったが、ちょっと寒そうで、こちらにした。よく温まるよいお風呂だ。内湯はそこそこ熱く、露天は適温。普通は逆だが、ここは加水をしないので、気温の低い外がぬるくなるという理屈。
休憩室にあったビーパルの白馬特集で、落倉の高級風リゾートホテル、シエラリゾートのお風呂は300円だと発見。誘因価格なのだろう。時間に制限がないようなので、今度はそっちへ行ってみよう。
帰宅時に飛ばしすぎたのか、耳がつーんとしたまま。このところ、こういうことが多い。