有名シェフの店

今度、郷土の文学を集めた博物館ができ、そこに有名シェフのイタリアンレストランが入るという。金沢の美術館でもウリは現代建築とスィーツの店だったりするので、それもない話ではないと思うのだが、公共施設としてそういうのは一体どんなものなのだろうと思う。博物館のコンセプトにどこがイタリア料理にものがあるのがあるならまあ、それも選択肢のひとつかなとは思えるが、例えば、田中冬二の干しがれいの詩のあとにイタリアン。それはちょっとどうだろう。集客があればいいというわけにはいかない。公共施設は文化を保存継続する役割をになっている。採算を考えなければならぬ程度の文化なら保存展示そのものから疑わなくてはならない。
でも、また、いっぱいになるんだろうな〜、ご婦人方で。