白馬塩の道祭り

塩の道祭り、今年は、落倉高原が出発点。母を誘って参加した。
このコースは、前日の小谷よりも起伏が少なく、母みたいに山路を歩き慣れていなくても何とかなりそうだ。
出発前に、落倉の水芭蕉を見物。1週間でずいぶん雪が溶けた。そこから新しい株が出てきていて、これがなかなか清々しい。
出発するとすぐに旧道と舗装路の分岐。旧道を進むが、激しい渋滞。どうやら雨でぬかるみが出来ていて、それを回避するのに難儀しているらしい。楠川に出るまでに1時間半かかってしまった。普通は、15分もかかるまい。
サクラがちょうど満開。白馬は方々にサクラがある。それぞれに、風景を作っていて味わい深い。新田の通りに入ると圧巻。サクラでむせかえっているような感じさえする。朝、満開になってもう散り始めているという。今年は、一遍に春になったらしい。

お宮の横のせせらぎに水芭蕉が咲いていた。

新田では、花嫁行列に出くわした。もちろん、イベント用だが。

30年以上も前によく行った食堂がまだのこっていた。信濃森上の駅前。店内の白樺の木もどうやらそのままらしい。同じように訪ねていた喫茶店はなくなっていた。ずいぶんなオーディオがあって、中学生の心をかきたてたものだ。

休憩ポイントはいくつもあるものの、腰を下ろせる場所が少なく、ようやく、平川で座ることができた。助六寿司をもらう。ふるまいのお汁はもう品切れらしい。いつもの年よりも参加者も多いようだ。
この先はずっと舗装路。風景を楽しみながら、グリーンスポーツの森へ。そばガレットを食べて、五竜のかたくり苑へ。

カタクリはちょうど見頃。急坂を登るので、母がしんどくなり、適当に切り上げる。急に空が暗くなり、雨が少し落ちてきた。スキー客がたくさんテレキャビンから降りてくる。楽しそうだな。エスカルプラザで来シーズンモデルのレンタルをよだれを垂らしながら見つめていた。ロッカーも少しずつ進化している。そろそろかな。
みみずくの湯に入って、今日の遊びは終了。
それにしても、白馬は若い女の子も多い。山ガールの格好をしたおばさんも多いけれど。若い子のスタイルを見ていると、新しいアイデアにあふれていて、おもしろい。そうか、そういうのもおもしろいと思わせられる。参考にしたい。
糸魚川までもどって、おだじまで鴨せいろ。うまいなあ。