8月の購入本

僕の場合、買った本は、読んだ本。
今月は、出張の時に買った本だけでした。

陰陽師―天鼓ノ巻 (文春文庫)

陰陽師（夜光杯ノ巻） （文春文庫） [ 夢枕獏 ]

陰陽師のシリーズは文庫になってから読んでいる。
夢枕獏は、プロレス、釣り、山とつながりも多いが、僕はこうした怪異潭が好きなのだ。日常の深さを教えてもらえる気がする。
あまりにもとっとと読むので、もったいないが。こういうのw電子版なら3割でっていうならいいのに。

龍を見た男 (新潮文庫)

出張に欠かせない藤沢周平。
文章がいいのはもちろんだが、人の生き方に深く入り込んで、喜怒哀楽のありようから、よく生きようともがく業を描き尽くす。矜恃があって、身の丈でありながら、しっかりと背筋を伸ばしたようなくらしぶりに生きることの大切さを感じさせる。
8月は、この3冊。
本を読まなくなってはいないのだが、買わなくなった。
9月は、母から細川嘉六の本を借りてきて読もうと考えている。