白馬五竜で堪能

朝から快晴。昨日の新雪でピステも調子がいい。初めて圧雪もあったもよう。きゅつとなる雪に、気持ちも昂ぶる。
人が多く、ラインが限られるものの、時々、うまくクリアなタイミングもある、少しずつ乗れてきた。
地蔵ゲレンデの最高の眺望もカメラをポケットにいれるのを忘れ、撮影できなかった。雲に頭を出した八ヶ岳が何とも愛しかった。

後になってベースから撮影した1枚。カップルで仲良く遊びにきている人をみるとうれしくなる。
ボードが7割くらいだろうか。アルペンの人は大抵けっこう滑る人。レグザムのブーツが多いので、技術系の人が多いのかと思ったら、エスカルプラザのレンタルショップでレグザムのブーツでレンタルしているらしい。テレマークのレンタルもあるけれど、今日は、なかなか様々なテレマーカーが多く、女性も多かった。中には、革靴にユニティの板を履いた人も。似たもの同士だ。
僕はと言えば、彼女との雪遊びのときは、アルペン板。もう随分前になってしまったヘッドの板を使っている。緩斜面でもリバウンドを使える板だが、今度、最新板のエキスパートレンタルでもしてみようかなとも思っている。トップとテールがキャンバーになっている板がいいかなと思っているが、履きたいのは、ブラストラク。エリキサーってのがおもしろいらしい。アルマダJJみたいな板も面白そうだけど。
買うのは、彼女のが先。随分くたびれてきているはずで、ここで調子の良い板をあてがうと、たぶん、抜群にうまくなる。狙いは、フォルクルあたりだが、今日、レンタルショップで売っていた中古のサロモンもよかったなあ。ああいう方法があるんだな。ビンディングも簡単に調整できるしね。
来週は、グランプリも開きそうな気配。いよいよ楽しみになってきた。
帰りに、パンの木による。無添加パンの店だ。素材の味を引き出すとてもよいパンを焼いている。近所の、ハリスさんに教えてもらったのがきっかけだ。人においしいと聞いて行ってみると、何だか甘くて柔らかいだけのパンでがっかりすることがあるけれど、ここは歯ごたえがよく、その上、小麦粉の甘さがしっかりと感じられる。
ひっそりとしたペンション街で何枚かシャッターを切った。


そこから、みみずくの湯へ。白馬八方温泉は湯量が豊富で源泉かけ流し、湯温も適当に高いので、スキー帰りにはよく立ち寄る。先週は、第二郷の湯だったので、今日は、みみずく。ところがだ、お湯がぬるい。どうも最近若者ががんがんうめまくって、自分はさっと浸かってあがってしまうらしい。困ったものだ。お湯の素姓がいいので、温まらないことはないがしゃきっとしたいときに、これだけぬるいと少々面食らう。たぶん、1度くらいのことなんだろう。41度が40度。そんなもの。人の感覚はわがままなものだ。
白馬ラーメンに後ろ髪を惹かれながら帰宅。途中、道の駅小谷に立ち寄りコーヒー。今月号のJAFメイトに紹介されていたように地場産品が並ぶ。特に、野豚や漬物が旨そうだ。キノコと辛味大根を買う。ここで夕暮れ。12月のスキーはあっという間に一日が終わる。