下宿生の選挙権

昨日の朝日新聞リーダーズコラムに、大学生の意見。20歳とあるので、今回選挙可能だったらしい。
この人は、下宿先に住民票を移動していないらしく、下宿先で選挙ができなかった模様。それは、おかしいという意見だと読み取った。法の下の平等みたいなこと振りかざしているようでもあるが、いや、それほど真剣に読んではないのだが、成人していて住んでいるところに住民票がないという状態を大学生だからと容認されると考えていることが奇妙で仕方がない。未だに、学士様なのだろうか。
住民票というのは、実際の居住とその人を結びつけるもので、社会人としてのルールだろうと思うし、各大学では住民票の適切な形を呼びかけ、住民票の写しを添えて書類を出して学生証が出るところもある。
どこそこで成人式に出たいのでーなどという人もあるんだが、それこそ、そんなものは希望すればどうとでもなりそうだ。国家の主権にかかわる事態には、もう少し厳正な手続きが必要だと、小中高で何を学んできたのかと、ちょっとがっかり。