宇奈月温泉スキー場でスノーシュー

冬の雨というのは面倒でかなわない。冷たいだけで動きは鈍くなるし、じっとりとしみこんでしまうと身動きさえ嫌になる。
宇奈月温泉まで出かけてみると何とか雪だったので、そのまま宇奈月温泉スキー場に上がった。駐車場に止めたが、リフト券を買うと駐車券ももらえるそうだ。上山リフトは無料なので、上で雪遊びをする家族も多いらしい。雪の状態はそう悪くない。平和の像まで登るつもりでリフトに乗車。
この上山リフト、ペアリフトなのだが、幅が狭く、そのうえ、セフティーバーがない。ゆっくりなんだけど、足元にスキーがついていないのでなかなか不安定感が湧き上がる。
リフトを降りるとすぐに僕らの装束を見て、非圧雪場所への立ち入り禁止を告げられる。林道を押し上げて平和の像に到達し、そこから、いわゆる「5号ゲレンデ」をドロップの予定だったが、これでその目論見は終了。
仕方がないので3号ゲレンデの上部から直登して、そのまま下ることにした。
ゲレンデはそこそこいろいろな楽しみ方にあふれている。テレマークのこそ練には最適だな。半日券1000円だし。前にクロカンでやってきて、XCダウンヒルの練習をした。そういうのにも調子いい場所だ。
林道は初心者用のゲレンデにもなっているので、スノーシューで快適な感じはなく、ところどころでショートカット。

20分ほどで3号リフトの降り場に到着。さっそく、斜面に取り付くが、こんな急な場所だったかと思うほどの勾配。踏むと底が抜けるような雪。すぐに、息が上がり、彼女にラッセルを代わってもらう。彼女のスノーシューは、アトラスの女性用。けっこう浮力があるようで、僕のよりも軽快に登っていく。その助力のおかげで、林道を一本登り切った。もう2本登ればいいのだが、雪がべらぼうに重い。今日は、これまでと諦めてドロップ。

自分がかきわけた雪がそのままロールケーキになるような状態。斜度があるのでおもしろくないことはないが、彼女のスノーシューは足元に雪がたまる。少々フラストレーションを抱えながら、ゲレンデ下部からは林道を下山。

初めてテレマークをしたのはこの場所だ。この林道も怖くて歩いて降りた。今なら、クロカンでも全然平気だな。スノーシューはこういう緩い下りが面倒くさい。それでも、MSRの装着館がよく、その点のストレスはない。また、いい場所あったら遊びに行けばいい。
午後4時を過ぎたので、宇奈月温泉会館以外のお風呂は日帰り入浴できない時間帯。土曜日以外ならけっこう入れてくれるが、今日はダメだった。
帰途、小川温泉に立ち寄る。よく温まるので有名なお風呂。お湯の味わいもよく、その気で飲んでいたらフッ素が含まれているのでと書いてある。危ないと思ったが、1リットル超えの水準。そんなには飲みません。
鄙の湯なのに、休憩場所に「ファンライド」が置いてあった。白馬なんかでもどんなに人がきても、鄙の空気感を変えないというのはここも同じか。手首のバーコードで料金を管理する浴場は好きじゃない。どっかのじいさん、ばあさんがいて、風呂の入り方もろくに知らないお兄ちゃんや、こんなところでいいのかと思うようなお姉ちゃんがやってくるお風呂が僕の好みだ。
久しぶりのラッセルは、懐かしくも、疲れたな。