斑尾山

北信五岳のひとつ、斑尾山に行ってきた。
この山は、かなり頂上に近い部分までスキー場がせり上がっていて、冬場の方がアプローチが楽なくらい。2年前に途中のスカイチャペルまで登っていて、そこから先、尾根を登り、吊り尾根を歩く予定。
2年前は途中までリフトが動いていたので少し楽ができた。リフト運行は夏までないので、ゆっくりゲレンデ内の林道を歩く。林道といってもゲレンデにしてあるようなところで、よくこんなところを車が上がるなあという場所。ゲレンデは一面花畑になるらしく、立ち入り禁止にしてある場所もある。
コンクリート道を日差しに照らされながら歩くのはきつい。幸い風があり、ほぼタングラムのスキー場を登り切る。そこで昼食。ここまで約40分。その割にはくたびれた。斑尾スキー場の最上部はまだこの上で、ゲレンデ内の九十九折りを登る。
上から声がして、高齢の登山パーティーが降りてくる。ススだけなどを手に持っているようだが、少し隠し気味に歩いておられる。そういえば、わらびもずいぶんそこらにある。取り始めるときりがなさそうだ。
さらに30分ほどで斑尾スキー場の最上部へ。下から見えるピークはここ。信越トレールはここから、タングラムと斑尾の間の尾根筋を下り、万坂峠に至る。隠れたピークはこの先。
ここからは、吊り尾根のブナ林を歩く。霧が立って風景は見えないが、風が吹き上がり、足元も柔らかく実に気持ちがいい。すぐに、山頂部。本当の山頂はさらにこの先。15分ほどで到達。虫が多く、休むのも鬱陶しい。タングラムのベースセンターから食事をいれて約2時間。
3分ほど滞在して来た道を戻る。北信五岳で一等三角点があるのは、妙高とここだけ。意外な感じがする。
高齢者の団体に引っ張られるように万坂峠へのルートを使うことに。急斜面をジグザクにおりていく。この山はこの先は一方的に下る。どうやってスキーをしているんだろうというような斜面をどんどん降りる。途中、団体のみなさんは山菜採りに夢中で、広々とした斜面に広がるワラビをクマのように取り漁っておられた。
タングラムと斑尾の境目に綱が張られていて、斑尾側は山菜を取るために1000円もらっていると書かれている。そうか、登りで出会った団体はそれが後ろめたかったのだな。なるほど。
万坂峠を前にタングラムのゲレンデを下る。下りっぱなしでかなりくたびれた。足を前に出せない。
山頂部の気持ちよさと、激しい登り下りは、それはそれでおもしろかった。
今度は、妙高に行きたいな。