スケート選手のエネルギー消費というわけではない

あるスケート選手がテレビに登場する場面で40万キロワットの電力が増加したって話。火力発電所1基分ということだが、火力はすぐに需要に対応できないので大きな水力発電所分くらいかな。黒部川水系の総発電力が100万キロワットなので、そういう目安。
だからどうなのってところだけど、それで原発再稼働しなくちゃフィギュアも見られないよってことじゃあないよね。国民の注目度を電力換算するって意図がよくわからない。
だけどエネルギーということにもう少し敏感でもいいのかなと思う。特に、どれだけ減らしたかよりも時間の推移踏まえたエネルギーの量をうまく見る指標がないのかなと考えることがある。
例えば、太陽電池パネルなどはけっこう早いうちに廃棄されるという話だし、実際、減価償却も含めたエネルギー効率をちゃんと示していないように思える。
そんな指標ぐらい、コマーシャルでやっているでっち上げみたいな数値比較を考えるとすぐにできそうなものだが、どこかにタブーでもあるんじゃないかと疑いたくなる。
じゃあ、スケート見るなよってことじゃないんだな。