そば

公民館でそば打ちの講習会。
ボクはそば打ちなんか全然へたくそ。
だけど、なんかそういうものの工夫の仕方なら何とか教えられる。そして、いっしょに勉強できるんだ。
技術ならそば屋が一番。そこにどこまで接近しても、「うち」のそばにならない。「うち」のそばにならなければ文化には止揚しないのだろうと思う。
どんなにすばらしいそばでも、どんなに卓越した技術でも、思いが込められた1本のそば切りには勝てないのだ。
今日も、いいそばがたくさん見られた。
そばを食べられなかったという子が「おいしい」と喜んで、これで評判のおそばやさんにもみんなで訪ねられると母親が話していた。ボクらはそば打ちが好きなのではなく、そばが好きなのだ。