2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

糸魚川 おだじまと不動の滝

糸魚川のお蕎麦屋さん、おだじまへ。時間を外して行ったので、うまく入り込めた。糸魚川は、個性的なそばがたくさんある。町蕎麦の蕎麦屋らしさが印象的な泉屋さんに、地域のおばちゃんたちがやっている琴ざわそば、そして、脱サラのおだじま。中でも僕のお…

歓迎会余興

嫌なくせのある職場で、歓迎会では極端な余興を強要される。パワハラまがいできつい心地になる人もあるだろうと思うのだが、幸いに会議がバッティングして乗り切ることができたが、今度は、もうちょっと小さな部署の歓迎会。 仲間に混じって何かやったわけで…

三屋清左衛門残日録

日残りて昏るるに未だ遠し。 隠居した清左衛門が隠居日記に託した思いである。 通勤の長い時間をやり過ごすために、新しい本ばかり買っていてはもたないので、本棚の古い本を引っ張り出して読んでいる。ずっと以前に買った本ばかりだが、中でも、藤沢周平は…

長ける

小学校で習った漢字としてクイズに難読漢字が出てくる。すっかりおなじみになった光景だが、これを見て、小学生の親はどう思うのだろう。「長ける」は3年生だそうだ。うちの子は4年生だが読めない。困ったものだ。学校は何をやっている。ゆとりとやらはこう…

コード

10年ぶりくらいに、ある町を訪ねた。仕事だったのだが、駅前の寂れた姿がなかなか印象的でカメラを持ってこなかったのを悔やんだ。古ぼけたビルや九龍のような地下街など酸っぱい汗の匂いがむんむんとする界隈には、ねっとりした皮膚感覚とともに、人の重厚…

糸魚川市おだじまと焼山温泉

冷たい雨が降る一日。糸魚川まで出かけるとまわりの山々は雪。気温は昼になっても4度。午後からは晴れてくるというのに、ずいぶん寒い。 おだじまで、鴨せいろうをいただく。相変わらずうまいそばだ。糸魚川はそばのバリエーションの多い土地で、さまざまな…

一票の格差

議員一人を選ぶ時に、何人で一人の議員を選べるかをもとにして一票の重さを割り出して、その違いから一票の格差を示している。この国は、国民主権の国で、首班は議会が選ぶから、主権の行使たる選挙権の偏在は、人権問題とも言える大きな社会問題だというの…

ハァちゃん、その後

ハァちゃんが秘密基地のことで校長先生に呼ばれていった頃、学級のみんなは帰宅しなさいという担任の先生の指示を聞かず、ハァちゃんたちを心配して待っていてくれた。 その様子からハァちゃんは、みんなから受け入れられている自分を感じて感激する。 ハァ…

泣き虫ハァちゃん

河合隼雄は、ユング心理学の臨床心理学者であることは知っているし、文化庁長官として、「文化力(チカラ)」を合言葉によい仕事をした人だということ。そして、大変に平易でわかりやすく奥の深い文章を書く人だということは知っていたが、これまで本を手に…

赤倉リゾート

名前は格好いいが、いわゆる新赤倉の部分だけが連休まで営業。一日券は2000円。動いているのは、ゴンドラとホテルの裏のクワッドだけだが、しっかりとゴンドラ乗り場まで滑走可能。 前山ゲレンデは少々混んでいてリズムに乗り切れない。ホテル前まで行くとこ…

本を売るのに解禁とは

どんなに素晴らしい作家であっても、本の売り出しがイベントになるのは解せない。本の価値を高めるためになるとは到底思えない。なぜ、深夜でなければならないのか。おかしな商売である。 彼女は、だから、○○賞もらえないのよという。 そうかもしれないな。…

ビル解体再開発

銀座にある古いビルを見ていると、その街のプライドというのか、そこがどう生まれてどう育ったか、そのことについてどんなリスペクトが存在するのかを考える。東京駅の復活もそうだ。そうでなくてさえ古い姿を留めていたのに、原初に立ち返ろうというあたり…

特急白山

鉄道フェアというのが近所で開催されて遊びに行った。 小さい頃から駅や鉄道のそばで育ったことや、父が国鉄マンだったこともあって、くわしいわけではないが、鉄道や電車には興味がある。とはいえ、車両の編成番号を知っていたり、電車のデザインなどに詳し…

公共と価値基準

今日は、雨と風が強くなって、どうやら電車などは運休やら遅延がずいぶんとあったらしい。春から電車で通勤しているので、そのあたりが気になる。 一昨日の帰宅時に乗り合わせた、こちらもこの春から通学に電車を使うようになった女性の集団が、なかなか賑や…