松田聖子

今、BS-i松田聖子のコンサートをやっている。
ジャズだの何だのいいながら、松田聖子から目を離せない。
実は同級生。彼女、この3月で43歳。木梨や豊川悦史も同じだったと思う。
同世代感覚というのか、わからないけど、松本隆な世界にどこか感じる部分があるのだろうなあ。彼女が描く恋だの、愛だのは、その以前の世代ほどではないけれど、最近の身近感覚の泣かせ方とは違うメランコリーである。今朝の朝日で篠田監督が書いていることを読んでその感覚に気付いた。ボクらは少々、恋だの愛だのを世界同時革命を信じて戦うほどではないけれど、どこか脳天気に普遍的に受容している部分がある。
「赤いスイトピー」なんかほんとそうだね。
バブル前のある気分をしっかりと歌い込んで、そのうえ、現代に生き残れた数少ない人。継承者については、ボクは大塚愛を一番手に考えているが、世界像は、むろん、違う。