シーサイド今シーズン最終

シーサイドへ、午前中。
あと4日でクローズなのに、おそろしくたっぷりの雪。例年、第一リフトの途中が露出するのに、まったく平ら。おまけにサイドには新雪まで残っている。25日の雪らしい。
しかし、雪はまったく滑らない。まるで糊でも付いているみたいにブレーキがかかる。2本ごとにワックスるを塗布しながら、特に、正対と外向を意識しながら、カービングシュプールとスキッディングを使い分ける。バランスが取りにくくてけっこうやっかいだが、それもまた勉強。空いているしパッキングが安定しているが、昨日のパッキングがいよいよいけない。そのまま、まるでもろみとか麹みたいに腐っている。
第5ゲレンデに行くと、ほぼ無人状態。滑らないのだ、まったく。板をフラットに置くとまったく滑らない。それでもレーサーの人たちはがんがん行っているからきっと滑り方だな。
ゲレンデ脇の無圧雪の場所をねらうと、これが快適。だれも跡を付けていないところにトラックを刻む。どうやら隠れていた木の枝を踏んだらしく、見事に板に傷が入った。しかし、ふわふわと楽しいし、何よりもテレマークで踏み込んだときの圧力が気持ちよくて何度も何度も繰り返す。ワークスティンクスを手に入れて確実に遊び方が変わったな。ああいう場所はボクには縁のない場所だと思っていたんだが。
午後1時に一番上まで行って下まで一気に、と思ったが、滑りが悪い。みんなが滑った場所はよく滑るんだけどね。
春らしいスキー。山はよかっただろうな。一人はさみしい。たまにだれかと滑りたいな。2月に女房とコルチナに行って以来、単独が続いている。
さあ、来週はどこに行こうか。