世界の太公望

BSハイビジョンで「世界の太公望」というのをやっていて、フライのチャンピオンシップの映像が流れている。スロバキアの川で、要するに、釣り大会をやっている。各国のフライマンによる数釣り選手権である。
あまり他の国、アメリカ、イギリス以外の国の釣りを知らないのだが、この釣りチャンピオンシップの場合、基本はニンフのアウトリガー。基本はアップクロスか、ダウンクロスに投げる。右手だけで、左手はネットにかかったまま。時間制限があるとどうしてもこういう釣りになるか。ある選手は独自の工夫ということで紹介されていて、何のことはない、アップで投げてそのままダウンまで流すというもの。その間にラインをたぐるという「高度な」技も紹介されている。これ日本人が出ればけっこういい成績になるよ。魚のいない川で釣っているんだから。
今、ドライの人も紹介されている。それでも釣果が上がっている。連日、みんなで攻めてもこの釣果。多い人で3時間30尾。少なくても5尾。
あ、ストリーマーも出てきた。しかも、ドロッパーもありかよ。
ミッジ選手権の方がおもしろそうだが、こういう大胆な釣りがまだまだ通用する川があるというのが素晴らしい。
監督、コーチもいるんで、体育会系のフライフィッシングなんだけど、そりゃそうだよね、ヨーロッパの多くは、釣り=フライなんだから。
ボクはだめだな。基本、競い物はめげてしまうへたれです。