C川濁り

濁っていたのだが、何でもいいので、ニアガリの向かいで竿を出す。
濁りは深刻ではないが白く透明度がなくなる、この川独特の濁り方。ダムの放水の影響なのだろう。沈殿物が少なくなった状態で、雪代が入るとこういう感じになる場合がある。
最初、風景のよいFポイントに入ろうとするが、先行者がある。大プールのところを諦めてクルマに戻ってきたところだが、ボクが釣り人だと気付くと、Fポイントまで引き返して既得権を主張された。それはそれでかまわないので、上の三角に入ろうとするが、工事の関係でクルマを寄せにくい。諦めて、ニアガリのあたりで本流から少し逸れた場所があるのでそこなら濁りも薄いと思い、釣り上がらずに遊ぶことにする。
予想通りで、アダムスを入れるが反応はない。このところの酷使でレッドハックルが外れている。もっとしっかりしたのを作らないと。すぐに、MSCニンフに変更。こういう濁りのときには岸辺の岩に寄っているし、ルースニングでティペットのたるみを作るにはアップキャストが手っ取り早い。キャストはうまくないが、この程度のニンフだとシンカーを付けない限りけっこうしっかりとターンオーバーしてしまうのだ。
期待感を持っていなかったので、加えたニンフに反応できない。バレル。それでおしまい。
約20分。そんな釣りもボクらしくて、よい。