おまつり

おまつり。年に1度の祭り。子どもの頃はこの日が1年で1番の楽しみだった。
大人になっても、この日は特別で、まつり銭をいただいて何を浪費するのか思案を重ねていた。
ちょうど夏越の祓で、1年の折り返し。香具師のみなさんも支払いがあるんだそうで、そこらに停められたクルマでは博打が繰り広げられていた。その浮き世離れした光景がまた何とも好きだった。
ときどき、そういう中に子どもが体を小さくして眠っているのを見つけて、現実の広がりも勉強した。
すっかり、さみしくなったが、地元の中学の試験が終わったこの日、少しにぎわいを見せている。
ついでに。
お面を見ていたら、ちゃんと響鬼、吹鬼、轟鬼と並んでいた。マジレンジャーはダースベイダーに当たる悪役分もあった。プリキュアもちゃんと2キャラ。響鬼くらい買えばよかったなあ。