強引な解散

小泉はある意味わかりやすい政治手法。思うようにならなければアクションを起こす。帰結が論理的ではないがむしろそういうあたりがある時期共感を得たわけで。
先日、説得に入った森元総理が笑えた。ビールとウーロン茶の缶を手にして、缶ビールとウーロン茶、それに、しなびたチーズしかもらえなかったという森さんのことばと表情、態度からは、政治的な駆け引きよりも、疎んじられたご隠居の嘆きが見えておかしかった。あれをどう政治的に解釈するのかはわからないが、公邸でちゃんとした食事と酒が出てこなかったとぼやく特別公務員である。そこに違和感がないのが森らしい。
この政局でもう一方の旗を振っている綿貫前衆議院議長は、お隣富山県の議員。石川に雰囲気が飛び火するのも怖いのか。石川には奥田がいる。安閑としてはいられない。
そろそろスペースシャトルも帰還かな。こっちが事件にならなければいいのだが。