佐々木よ

清原はいつまでも野球小僧だな。ああいうことに単純に感動するわけだ。江夏の晩年を見るようでもある。
佐々木はいい相手でやめさせてもらえる。しかし、だぞ、まだ8月。ペナントレースをなんだと思っているんだ。あまりにもわがまま。
外木場の引退は予想されてはいたけれど、シーズン終盤のある日、二軍から昇格。そっと出てきて、みんながそのことの意味を理解していて、惜しみなく拍手を送った。
佐々木はマスコミを使って球団に圧力をかけ、それでごり押しの登板。病気のお母さんには気の毒ではあるけれど、そんな選手の事情は野球のカテゴリーの出来事ではない。
今後も、佐々木をリスペクトすることはないだろう。所詮、あふれる才能を体力のなさからニッチで開いた人に過ぎない。先発する体力のなさを補うことなく、大酒を喰らう。かつて、週刊ベースボールフォークボール特集をしたときに、名投手に並べられることはなかった。フォークボールを1試合通して投げられなければ、それはフォークを使っていることにはならないという。1イニング限定では1/3イニングの水原勇気と同じだ。
クローザーが晩節を汚し引退するのはある意味正しいのかも知れない。