日帰り湯

温泉じゃないけど、近所の日帰り湯へ。
久しぶりにいったんだが、お湯に入浴剤ががんがん利かせてあって、どうにも気にいらない。自然、露天風呂とサウナに浸る。
ここは近隣ではそこそこ人気なんだけど、運営会社が倒産して、町が運営を行っている施設。短期的にはちゃんと黒字になっているらしい。
こういう施設で不思議なのが、何というのか、人間ドックの衣装みたいなやつ。一日コースだとああいうのを着せてもらえるらしい。ボクは温泉の揃いの浴衣すら嫌いなので、あんなのを着てうれしそうに歩ける心境がわからない。落ち着くとかいう人もあるけれど、リラックスウエアぐらい自前の身に合ったものを着たい。
学校なんかが制服になっていると何となく等質のような気がするのだろうが、そのことで覆い隠しているものを本来は批判しなくてはならないのだ。もっとも、そうした制服を乗り越えて出てくるような個性こそ本物の個性と嘯く人は多い。本物の個性とそうでないものがよくわからない。その人が許容できるものを「本物」といい、そうでないものを「見せかけ」と呼ぶのなら、アメリカの「正義」によく似ている。