終わってしまった

シューマッハー、突然のエンジンブロー。残念ですが、落日の皇帝がここまで追い上げたことでドラマとしましょう。
鈴鹿はいっぱいの人。心なしか、スタンドが紅く見える。日本のティフォシがずいぶんいたようだ。あるいは、トヨタ。いやいや、スーパーアグリ。よく最後まで走れるところにきた。鈴木亜久里の決勝後のコメントがよかった。「また、鈴鹿に来たい」そう話した。
表彰台でフィジケラがおかしい。彼女さえ気付いた。泣いているのだ。シャンパンも空けずにチームに渡した。何かあったのか。変な踊りを舞うアロンソが嫌いなのか(笑)どうやら、友人が亡くなって弔意を示したらしい。なるほど。どこにでもドラマはある。
小倉智昭がまた嗅覚鋭くちょいマニアックな感覚でゲストで出ていた。この人の節操のなさは呆れる。明日の朝、また、手を組んで「人生は最高潮に幕切れる」なんてしゃべるんだろうな。蝦ちゃんや押切もえのゲストは意味不明。男臭い世界でいいのに。オイルの臭気が画面から香らないモーターレースなんて、ラビットを見せられ続けるマラソン中継くらい臨場感を失っている。