[釣り]海ルアー

ちょっとだけ時間があったので海ルアー。海まで出るとフライでもいいくらいの快晴無風。途中の磯場なんか最高だったが、こういう日にまた、ロッドを持参していない巡り合わせ。ボクはそういう人なんだろう。
県境の漁港でヘチ際と船泊のかけあがりを狙うことにした。
この間、海のルアーの本を立ち読みしてメバルの釣り方が棚を決めた棒引きと知ったので、そういう形でやってみようと。ロッドは、肥沼さんスペシャル、ウエダBW−55。懐かしい人もあるはずだ。リールはミッチェル408。ルアーは、シラスヘッドに、ホワイトのソフトルアー
しばらく引いていると確実にアタリ。しかし、取れない。どうもリーリングの速度が合っていない。速くしたり、遅くしたりしたりしてみると、大体の棚と速度がわかる。続けて何尾か小さいのを取ったあと、かけあがりを狙う。すると、メゴチの大きいのがけっこう釣れる。ネズミゴチなんていって邪険にしているが、白身でそれなりにうまいらしい。
場所を変えると川の流れ込み。どうやら、工事の関係でここに集中させているようだ。ライズがある。ウグイもいるが、何かでかいのが水中で反転している。ヒラメにも見える。一度かかるがばれた。強烈な引き。こういう流れのある場所はほっとする。川の方法論を使えるわけだ。
それでも魚の数ほどには取れないので、また、場所を変えて港の入り口の深場に移動。ヘチ際にそのままフォーリングしてそのまま引き上げる。それで何匹か追ってくる。そのうち激しく竿をのしてきたのが、25センチくらいのキジハタ。これは一昨年けっこう釣れたのでよく憶えている。こういう潮通りのよい場所にいるらしい。
暗くなってきたので、流れ込みに戻ると、底ものらしい大きな魚がかかった。ホウボウのような魚。何ていう魚なんだろう。リリースすると魚体に似合わぬ高速で逃げていった。
最初に釣っていた場所でメバルをかけ、大きさが相変わらず10センチくらいなので、それで終了。あっという間に日が暮れていく秋のたそがれ。