あんまりやると

ある場所でうちの仕事関係のものを展示してもらった。元はと言えば、向こうからオファーがあったのだが、展示してもらえる機会を提供してくれているのはあちらで、そうした意味合いがあるからオファーを受けている。展示物を受け取りに行くと言うと、ある人が「あなたの次の人もそうしなくてはならなくなるので、向こうにやってもらえるよう話をしてきなさい」と言う。これはおかしい。少なくとも利害が一致しているから要請を受け入れたので、要請を引き受けたことに恩着せがましく向こうに何でもやらせるというのは奇妙だ。今回は展示用具も持ち出しでなく向こうで購入してもらった。その分、こちらも少し手出しをすべきだと思うのだが、そう思えないところに硬直したものがあるのだが、硬直しているのは態度ではなく、思想であるとすれば、なかなか元には戻れない。
どう言われても、必要と思うことをちゃんとやるだけである。他にやりようがない。