嗤う伊右衛門
京極夏彦の映画化。蜷川幸雄監督作品。傑作だな。小雪が実にいい。強く、美しく、それでいてカミソリの上に立っているかのような緊張と繊細さを描いている。彼女はもともと明るい笑顔の人ではない。含みのある冷たい、寂しい、悲しい笑顔である。表情こそ映画である。ゆえに、映画はキャストだ。
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京極夏彦の映画化。蜷川幸雄監督作品。傑作だな。小雪が実にいい。強く、美しく、それでいてカミソリの上に立っているかのような緊張と繊細さを描いている。彼女はもともと明るい笑顔の人ではない。含みのある冷たい、寂しい、悲しい笑顔である。表情こそ映画である。ゆえに、映画はキャストだ。