ジャイアンツ対枚方ボーイズ

何でも今年のシニアで三冠達成したとかいうチーム。ジャイアンツのファン感謝デーでの3イニングマッチ。中学生とは思えないような打撃で3点を取り勝ってしまった。プロの方はやりにくい。えげつない投球もできないし、打球の速さが違うので、どうしても撫でて打つしかない。本当は、プロの凄みを見せつけたいところだが。
そこらは贔屓めで見ていられるのだが、どうも、プロとやっているという誇りや気構えがないというのか、そもそもマイペースというのか、何ともふてぶてしい態度に少々苛立ってしまった。そのくらいに彼らはプロを身近に考えているのか、それとも、ちょうど進学時期でいろいろいい話を聞かされて、何となくそんな風にうぬぼれてしまったのか。あるいは、本当に力があって、真剣にこないプロに苛立っているのか。よくはわからなかったが、気持ちのよいものではなかった。
最近、若い子たちに「奇妙な万能感/有能感」を感じることがある。できることで価値があると思い込むのだとしたら、釣りをしろ、釣りを。うまくいかないことがこんなにも面白いのかと、目が覚める。あるいは、完全に釣りを否定するか。どっちかなのかな。寂しい価値観だけど、そういう例を聞くし、目にすることも多くなった。