サンダーバーズ観戦対福井

今年最初の観戦。本拠地というのか、練習場となっている立山球場での開催。
ゲームの質は徐々に上がっているという印象があるが、とても残念なのは、せっかく盛り上がってきた応援だけれど、場内の演出と全く無関係に動いている点である。応援のために野球を見に来ているんじゃないかとさえ思える。
まず、選手の入場テーマが流れている間も関係なく応援する。
それから、球場内の放送と呼応しない。
ついでに、チームの演出方針を完全に無視して、例えば、チームマスコットのライティーが「私を野球に連れてって」に合わせて歌ったり(は無理か)、踊ったりしているのに、全く関係なく何かの応援をしている。せっかくだからいっしょに歌えばいいし、1、2、3のところくらい声を合わせればいいのに。
何だかもったいないことが多い。
球場スタンド内は芝生の急斜面で移動には、スタンド真ん中くらいの通路を通りたいのだが、そこには応援団が陣取っていて一周できない。結局みんな避けてスキーの斜滑降に移動している。気が付いているんだろうか。あんまり使わない球場とはいえホーム。そこらは十分に配慮してほしいもの。
それと、以前にあったオリジナル風のパンなんかはどうなったんだろう。全体のイメージ戦略がどんどん陳腐になっていっているように思えるのだが、どうなんだろう。ああ、確か、サンダーバーグだった。1回、桃山で買って以来、見たことがない。
ゲームに見所が多いときにはいいんだけれど、そうでないときには、全体の空気を高める演出も悪くない。グラウンドアナウンサーが実況しているなんてのもおもしろそうなんだけれど、うざったいと言えば、うざったいかな。
何か、こう一つ、前に向かうものを見つけたい。そんな気がした観戦でした。