プレゼンテーション

プロジェクターを使って何かの提示と発表をするのがプレゼンテーションと限定的に呼ばれているのはまだしも、パワーポイントと呼ばれると、かつて「白焼きコピー」をゼロックス、青焼きの「ジアゾコピー」をリコピーと呼んでいたつい20年ほど前を思い出す。
今日の「パワーポイント」は、なかなか興味深かった。出てくるタイトルも内容も全部フォントも違えば色も大きさも、出現のありさまも違う。最近ではとんとお目にかかれない、新しいおもちゃをいじったときと同じ凝り方。さらにご丁寧にそのままのコンタクトシートが資料として配布され、発表者は丁寧にシートを読んでいく。久しぶりにこてこてである。
それで発表者が作れないので、達者な人に作ってもらったという。達者な人というのはそういう人をいうんじゃないけれど、発表する人と制作者が違うと案外そういう齟齬が紛れ込む。
適当なテンプレート使うといろんなことに煩わしい思いをしなくていいのになあと思うのだが、あまりお目にかかったことがない。おかげで自分でやるときはテンプレート使っても、「すっきりしてわかりやすいシートでしたね」などと好感触をいただくことさえあって苦笑気味である。
昨日、林檎のi仕事のPagesを使って、今月末の生き物探検隊のパンフレットを作った。適当に作れてそれなりに格好がつく。面倒がなくっていいや。ファイルの大きさが大きくなったりするのは気になるけれど、昔のようにそこのところは気にするほどではなくなったのかな。
Keynoteってのがけっこういいテンプレートを持っているという話なので、誰からも要請はないが、ボクらのやっている地そばの考え方でもまとめて練習してみようか。