初戦突破

激しい雨の間隙を縫うように行われた初戦。最大5点差を終盤の7、8回でひっくり返して1点差で逃げ切り。昨年に続いて母校の校歌を聞いた。
が、高らかに歌えなかった。
実は、今年からケーブルテレビで生中継されていて、各校の応援代表がゲストとしてブースに座ることになっていて、球場に行くと急にお前やれということになった。おかげで隣には相手校のお父さんはいるし、バックネット裏の放送ブースで叫ぶのもどうかと、小さい声で歌った。
ゲストのことばはけっこう面倒で、ダメなんてことばは禁止で、もちろん相手のチームをけなすわけにも自分のところばかりを持ち上げるのもいかんし、微妙なものだったが、ちょっとだめかもと思える展開もテレビ向けに希望的なものの言い方をしていたら、いや実にその通りになった。
7回の校歌で流れが変わった。そのように話した。
そのうえ、向こうのチームの監督がベンチ前まで出てきて「ファウルだろ」と、ライン上のタイムリーに抗議。ビハインドだったが、その段階で流れが変わった。
でも、ちゃんとほめようとしてしたがもつれてかんでいる自分を情けなくも思ったりしましたが。
いいゲームでした。
昨年2回戦で悔しい負け方をしたチームにしっかりと恩返しが出来ました。
あきらめない。どこまでも一つ一つを大切に進む。そのことがよくわかったゲームでした。
これからは観戦の機会も少なくなるだろうから、ちゃんといろんなことを目にとどめておかなくては。