カービング

ひろぴょんの板を借りて、連日のスキー。昨日は、昼になって雨になったが、今日はいい天気。ぽかぽかした12時から午後券で滑走。ちょうど、ジュニアのスキー大会があって、少しレースムード。そんなこともあろうかと、サロモンとmambaを持参していて、サロモンを履いて、2本線のカービングに挑んだ。
そういう風にいうと変なんだけど、昔の板でもカービングはできたんだ。ただ、それはけっこう難しいことで、スキーを強烈にたわませることで実現していた。外足1本の時代で、ボクもその強い影響下にあり、豪快にして華麗なステップターンをウリにしていた。なもんで、2本の板をきれいに接地させて滑る最近のやり方にはなかなか馴染めなかったが、ようやく最近になって内倒を理解して、少し進化した。
スカイホイを付けたサロモンは、少し細めでレースライクに大回りするにはもってこい。レースにでているアルペンの人にはこの板がずいぶん多くて、ステップインなので、「壊れてんじゃねーか」という視線がまた心地よい。
何本か滑って、カービングシュプールを確認したら、mambaに交換。この板でも変わらないんだけど、軽いのがいい。テレマーク板はもっと軽いものなあ。ゲレンデは、まあ、どんなものでも適当に遊べる。今回、mambaで初めてこぶを走った。うまくいかないものだ。もともとショートターンは苦手。だけど、オフピステでは必要感もある。できないでは済まされない場所もあるので、少し稽古しておくことにしたのだ。
春のスキー場は、のんびりして、いい。ノンアルコールビールで日溜まりにいると、スキーはいいと感じる。独特の浮遊感と、この佇まい。いい遊びがあるものだ。
こぶの斜面は思ったほど難儀ではなかった。板がいいのと、雪が腐り始めているのでちょうどいい。実は、意外に、得手。3本ばかりで少しコツをつかんだが、まだまだだ。どこか、もう少し長い距離を使って練習したいところだ。
たっぷり、3時間半。
一人で、静かに、内心はけっこう盛り上がって、楽しんだ。