オーナー、社長発言

Yahoo!スポーツより
まず、近鉄の社長の発言
http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20040706&a=20040706-00000037-sph-spo

「気に入らないなら、出てくれて構わない」
 近鉄の親会社、近畿日本鉄道山口昌紀社長(68)が5日、合併に反対する選手に対し、強権発動をした。前日(4日)、礒部選手会長が署名活動への参加を表明したことを受け、この日、大阪・天王寺区の本社前でスポーツ報知の取材に対して「署名に加わったら? プロテクトされへんよ」と断言。両者の対立はヒートアップしそうだ。
なるほど、会社を持つことと、スポーツが多くの人の心に何らかの働きかけをするものであることが全然一致しない人なんだな。
こんな人にはこれ以上球団を持っていただく必要はない。
次に、宮内オーナーの発言
 近鉄との合併がセ・パ両リーグで大筋で認められ、順調に進んでいた矢先に入った“横ヤリ”。同オーナーは「例えばウチが阪急を買収した時には何の問題もなかった。そういう流れで入ってきたらウエルカム。話がついた後で出てくるのは社会通念上、無理な話」と不快感をあらわにした。
ウチが買収したときは、球団の数が減る訳じゃなかった。今回は、合併によって積極的に球団数を減らそうというのだから、事情は違う。合併でない選択肢はなかったのかとみんなが思っているところに現れたのが、ライブドアで、近鉄が事実上の門前払いをしたところにみんなが腹を立てている。球界のことを考えると、当時、阪急を買収するのは歓迎された出来事であったし、今回、むしろ合併を推進する立場であることに、どんな意図があるかを勘ぐって、信頼感を失いつつあるんだろう。
こういう人たちに、スポーツの夢は育てられない。
なぜみんなが堀江社長にエールを送るのか、そのことが見えないような経営者は、既に時代を超越して遅れていっている。それは次元違いということである。