コンサート

山を歩いていて突然PA使った音楽や歌声が聞こえてきたら驚くだろう。それが2000mの高原だったらなおさらだ。そういうことが、先週末あったらしい。
当事者がそんなたいしたことじゃないと嘯くたびに、ボクの山川野の音や光、空気の微かなざわめきが鳴きそうな軋みを立てていた。やっぱり、バスでたどり着ける山しか知らないとあんなことになるのだろう。
夏の立山少年自然の家で行った「サイレント・ナイト」というワークを思い出す。
何を感じ、何を伝えようとするのか。難しいことだが、どこまでブンガク的であれるのか、そんな問いかけが大きくのしかかっているように思う。
告発も止むなし、という大事件であった。