野村

阪神巨人戦を見ていたらゲスト野村だった。野村元監督ではない。オリンピックで金メダルを獲った野村である。名前はよく知らない。アテネ五輪の熱にあやかりたいテレビ局の気持ちはわからないではないが、これは野球だ。関係ない、そして、野球を知らないゲストは願い下げだ。こういうものが野球そのものへの関心を削いでいることをどうして理解できないのだろう。ましてや、ゲームはいいものだった。2対1の投手戦だったが、どちらの投手も退かないいい内容だった。特に、8回阪神のチャンスに登板した中村隼人のフィールディングが阪神の勢いを抑え、巨人の勝利の流れを作った。
野球そのものを見ろよ!
ボクはいつもそういっている。記録とか、松井もイチローも打ちましたがゲームは負けました。そんな風景ではなく、その場でしのぎを削るようなものをみんな見たがっていると、それは五輪が教えてくれている。
落合の眠い顔で優勝されるようなことだけはやめてしまえ。
このままだと眠い監督対なくなりかけている会社のチームというぼんやりとした日本シリーズだ。